ここに掲載されているQ&Aは、今までに、NPO法人 住宅外装テクニカルセンター(JTC)に寄せられたさまざまなご質問にお答えするものです。
以下に示します回答はJTCの見解になりますが、最終的には建築主事の判断が優先します。
よりよい住宅の建築に活かしていただければ幸です。

屋内側被覆に関わる事項

Q3-1
1時間準耐火構造外壁の屋内側の被覆で厚さ16mm以上の強化せっこうボードとありますが、 一般に販売されている15mmの強化せっこうボードは使用できないのですか?
A3-1
1時間準耐火構造外壁(QF060BE-9225)別添のP23にある 「5)屋内側の被覆 (3)の準耐火(通)W2001」は強化せっこうボード15mmの ことです。
これは認定仕様に含まれていますので、使用できます。

Q3-2
屋内側被覆には「別添」に記載されている材料しか使用できないのですか。
例えば防火構造の場合、グラスウール75mmを充てんした上に合板4mmではなく他の準不燃材、不燃材4mmを張ってもだめなのでしょうか?
A3-2
JTCの認定の「別添」に記載されていない屋内側被覆材については仕様の範囲外となります。
屋内側被覆材の各製造会社にて別認定を取得している場合がありますので、そちらに確認をお願いします。

Q3-3
防火構造の屋内側被覆はせっこうボード9.5mm、合板等は4mmとなっていますが、 それぞれその厚さ以上の場合は認められるのでしょうか?
A3-3
せっこうボード、合板等については厚みが増すほど防火上は有利になると判断しております。

Q3-4
不燃下地防火構造(PC030BE-9202)の場合の屋内側のせっこうボードの施工方法で、 せっこうボードを直接鋼材に張るのではなく、別途下地を組んで、その下地にせっこうボードを留め付けしても良いのですか?
A3-4
図面の屋内側被覆の取り付け方法は一例であり、別途不燃下地を設けて屋内側被覆を行っても防火性能は確保できると判断しております。

Q3-5
屋内側被覆を真壁とする場合の施工方法は?
A3-5
屋内側被覆は、木造下地防火構造(PC030BE-9201)に限り、真壁造とすることができます。真壁造とする場合は以下の納まりとします。

Q3-6
屋内側被覆のせっこうボードの施工方法についての規定はないのですか?
A3-6
社団法人石膏ボード工業会および社団法人石膏ボード工業会加盟メーカーの標準仕様書、または社団法人全国建設室内工事業協会の建築内装仕上工事標準施工要領書による施工方法としてください。
また、屋内側真壁造は木造下地の防火構造外壁のみで可能となります。

Q3-7
重量鉄骨造の外壁の場合、鉄骨部分もせっこうボードで屋内側を被覆しなければならないのですか?
A3-7
重量鉄骨の柱も被覆は必要になります。

Q3-8
木造下地防火構造外壁(PC030BE-9201)の屋内側被覆について、別途下地を組んでせっこうボードを施工しても良いのですか?
A3-8
A3-6を参照してください。

Q3-9
PC030BE-9202(鉄骨造外壁)の場合、屋内側被覆のために木下地を組みせっこうボードを張ってもよいですか?
A3-9
だめです。不燃の下地を組んでください。
木下地の場合は木造下地のPC030BE-9201(木造外壁)の番号を使用してください。

Q3-10
防火構造の場合、グラスウール75mmを充てんし、内装にせっこうボードは張れるのでしょうか?
A3-10
不燃材として認められているグラスウール(ロックウール含む)を充てんしても防火上の問題はなく、さらにせっこうボード(厚9.5mm)を張っても問題ないと判断します。